踏切にてアイドリングストップしたが、そこからエンジンが始動しなくなったとのことで現場に急行。

バッテリージャンピングでも始動しないので積載車で運びました。

セルモータは回るがエンジンがかかりきらない状態だったためまずは点火系統のチェック。しかし点火系統自体に異常はなし。

次に燃料系を疑いフューエルポンプの作動音を確認するが、何も聞こえない。正常ならポンプのモーターが回転する音が聞こえるはずなので非常に怪しい。

電気の流れをたどるとポンプに電気が来ておらず、燃料が送られないためエンジン始動できないことが確定しました。

こういった場合はポンプに送る電気をON・OFFするリレーの故障が一般的なのですが、日産車はIPDMと言われるユニットにリレーが組み込まれているためリレー単体での点検ができず、交換もIPDMユニット丸ごとになります。

IPDMまでは電気が通っており、IPDM以降の配線に断線がなかったことからIPDMの交換となりました。